子宮内膜症

月経の際は子宮の内側にある子宮内膜という組織が剥離出血する現象です。ところが、この子宮内膜と同様の組織が他の場所に増殖して出血を繰り返すなどの変化を生じる病気が子宮内膜症です。

1ヶ月や2ヶ月で深刻な事態に陥ることはありませんが数年以上も放置すると、手術が何度も必要となったり不妊など正常な機能を失う状況に至る場合も出てきます。

初期には診断が容易ではありませんが、月経時の痛みが強い方や痛みが次第に強くなってきた方は、半年から1年に1度、定期的な診察を受けて確認してもらうことが重要です。